
こんにちは!結婚式プランナーのMariです。今回は、「素敵な結婚式を挙げたいけど、予算が心配…」というカップルのために、実践的な結婚式の節約術をご紹介します。
私が5年間のプランナー経験で関わった200組以上のカップルの中から、実際に成功した節約方法を厳選してお届けします。予算を抑えながらも、思い出に残る素敵な結婚式を実現しましょう!

結婚式の費用を抑えるための基本戦略
まずは結婚式の費用を抑えるための基本的な考え方をご紹介します。ここをしっかり押さえておくことで、後々の具体的な節約がスムーズに進みますよ。
1. 優先順位をはっきりさせる
結婚式で「絶対に譲れないポイント」と「ある程度妥協できるポイント」を、カップルでしっかり話し合いましょう。例えば、「写真は思い出として残るから予算をかけたいけど、引き出物は簡素にしても良い」といった具合です。
2. 早めの準備開始がカギ
結婚式の準備は早めに始めることをおすすめします。特に人気の会場は1年以上前から予約が埋まり始めます。早めに動くことで、より多くの選択肢の中から予算に合った会場を選べます。
3. 見積もりは複数取る
少なくとも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを比較することで、相場が分かるだけでなく、各社の特徴や強みも見えてきます。

会場選びでできる具体的な節約術
結婚式の総額の中で、最も大きな割合を占めるのが会場費です。ここを賢く選ぶことで、大きな節約につながります。
1. 人気エリアを避ける
都心の人気エリアから少し離れただけでも、会場費が20-30%程度安くなることも。交通の便が良ければ、ゲストも気にしないはずです。

2. 式場のパッケージプランを活用
パッケージプランは、バラバラに手配するよりも割安になることが多いです。ただし、不要なオプションが含まれていないかチェックすることが重要です。
3. 式場の空き日を狙う
人気の少ない日時を選ぶことで、予算を大幅に抑えることができます。具体的には:
- 平日開催で10-20%オフ
- キャンセル待ちで最大30%オフも
- シーズンオフ(6-7月、12-1月)で割引あり
日取り調整による予算削減テクニック
結婚式の日程選びは、予算に大きく影響します。賢く日取りを選ぶことで、同じクオリティでもより安く実現できます。
1. オフシーズンを狙う
一般的に、3-4月や10-11月は人気が高く料金も高めです。一方、6-7月や12-1月は比較的予約が取りやすく、料金も抑えめ。梅雨時期や真冬は敬遠されがちですが、室内なら天候を気にする必要はありません。
2. 平日挙式のメリット
土日祝日に比べて、平日は会場費が大幅に安くなります。平日開催のデメリットとしてゲストが集まりにくい点がありますが、逆に「本当に大切な人だけを呼べる」というメリットに変えることもできます。
3. 時間帯の工夫
ランチタイムウェディングは、ディナータイムに比べて料理代が安くなります。また、2次会まで考えると、昼からスタートの方が時間に余裕を持てるメリットもあります。
装飾品&アイテムの賢い節約方法
結婚式で使う装飾品やアイテムは、工夫次第で大きく費用を抑えることができます。
1. DIYで手作りする
ウェルカムボードや席次表、プチギフトなどは手作りすることで、費用を抑えながらオリジナリティも出せます。最近はSNSで手作りアイデアを簡単に見つけられます。
手作り例

2. レンタルを活用する
装飾アイテムは購入よりもレンタルの方が断然お得です。特に1回しか使わないものは、レンタルを積極的に検討しましょう。
3. 会場の既存装飾を活用
会場に備え付けの装飾やお花を上手く活用することで、追加の装飾費用を抑えることができます。季節の装飾を活用するのもおすすめです。
ドレス&衣装の費用を抑えるコツ
ウェディングドレスは花嫁の夢。でも賢く選べば、予算を抑えながら素敵なドレスに出会えます。
1. レンタルドレスを活用
購入よりもレンタルの方が圧倒的にお得です。最近のレンタルドレスは品質も高く、種類も豊富。早めに予約することで、人気のドレスも確保しやすくなります。
2. 試着は複数店舗で
同じようなドレスでも、店舗によって料金が大きく異なることも。最低でも3店舗は試着することをおすすめします。
3. 小物はリユース
ティアラやベールなどの小物は、フリマアプリやオークションで探すのもおすすめ。1回使用のみの美品が、新品の半額以下で見つかることも。

料理&ケーキの予算節約術
料理は結婚式の重要な要素。質を落とさず上手に予算を抑える方法をご紹介します。
1. コース料理の工夫
フルコースにこだわらず、一品ずつの質を重視する方法も。特に印象に残りやすい前菜とメインに予算を集中させるのがおすすめです。
2. デザートビュッフェの活用
メインの料理はコース形式で、デザートをビュッフェにすることで、予算を抑えながらも楽しい演出になります。
3. ウェディングケーキの工夫
見栄えのする上段だけを本物のケーキにし、下段はダミーケーキを使用する方法も。見た目は変わらず、費用は半分以下に抑えられます。
写真&映像の費用節約テクニック
思い出として残る写真や映像は大切ですが、ここでも賢い選び方で予算を抑えることができます。
1. アルバムは厳選
全ショットをアルバムに入れるのではなく、お気に入りの写真だけを厳選してアルバムにする方法も。データで残しておけば、後から追加でアルバムを作ることもできます。
2. 映像は必要な部分だけに
終日の撮影ではなく、挙式や記念写真など、特に残したい部分だけを撮影依頼する方法も。ハイライト動画にすることで、編集費用も抑えられます。
3. 前撮りを活用
前撮りをすることで、当日の撮影時間を短縮でき、写真館のパッケージプランも利用できます。
やってはいけない節約術と失敗例
節約と言っても、やりすぎは禁物。後悔しない節約のために、避けるべきポイントをご紹介します。
1. 品質を極端に落とさない
特に料理の質は、ゲストの印象に直結します。予算を抑えつつも、一定の品質は保つことが大切です。
2. 人件費の過度な削減に注意
司会やスタッフの人数を必要以上に減らすと、進行に支障が出る可能性も。適切な人員配置は必須です。
3. 記録を残すことは重視
写真や映像の予算を極端に削ることは避けましょう。一生の思い出となる大切な記録です。
まとめ:賢い節約で理想の結婚式を
結婚式の節約は、決して質を落とすことではありません。優先順位をつけ、賢く予算を配分することで、思い出に残る素敵な結婚式が実現できます。
特に重要なのは以下の3点です:
結婚式の賢い節約術まとめ
【基本的な考え方】
- 必要なところにはしっかり予算を、抑えられるところは賢く節約
- 早めの準備で選択肢を広げ、より良い条件を見つける
- ふたりにとって大切なポイントを明確にする
【具体的な節約のポイント】
- 会場選びは平日利用やオフシーズンを活用して20-30%節約
- ドレスや装飾品はレンタルやDIYを上手に取り入れる
- 料理は質を保ちながら、コース構成やデザートビュッフェで工夫
【成功のためのアドバイス】
- 複数の見積もりを取って、じっくり比較検討する
- 必要以上の節約は避け、思い出に残る部分は重視する
- ゲストへの配慮とバランスを忘れない
最後に、節約は決して「質を落とす」ことではありません。賢く準備を進めることで、予算内でも素敵な結婚式は必ず実現できます。この記事で紹介した方法を参考に、おふたりらしい理想の結婚式を叶えてください。